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2013年12月26日

創世記において神によって創造された性別--新共同訳聖書ver.--

当方も、一般の人が信仰してるはずの聖書を素直に読んでみるという試みに便乗してみただけで、べつに文献学的な考証をする気は、さらさらない(cf.文献B,pp.263-264)。

この年末年始に、素人の当方が、
うっかり文献学的な考証の真似事なんぞをしようものなら、
それこそ、どっかの誰かさんたちから、怠け者扱いされたり無職疑惑が出たりして、
厄介なことになる。

ということで、本稿では、原典を使って遊ばずに、手持ちの翻訳で済ませることにしよう。

聖書(新共同訳)によれば、「神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された」、という(創世記1:27)。

端的に、「男と女に創造された」、と書かれているにすぎない。
ここには、《もっぱら男と女のみに創造された》なんて、書かれていない。

なのに、「男と女に創造された」という言葉に直面すると、
どういうわけか、《まるで男か女だけに創造されたかのように》、一面的に解釈したまま、読んでしまっている人が、世間には未だに多いようだ。

これはもちろん、御自分で勝手に、《この世にはきっと男と女しか居ないはずだ》なんて思い込んだり、《まるで男と女だけしか居てはいけないかのように》決めつけたりしているが故のことである。

男や女以外にも様々な性別が在る》、ということを知っているならば、別の読み方をするだろう。
何せ、まず「人を創造された」、と書かれていて、
その後で「男と女に創造された」、という箇所が出てくるのだし。

だったら当方は、《たとえば男や女などに創造された》、と解釈して読むけどなぁ。




引用・参考文献:

文献A: 共同訳聖書実行委員会 訳『聖書 新共同訳』(日本聖書協会、1987-88)

文献B: ケン・スミス著/山形浩生 訳『誰も教えてくれない聖書の読み方』(晶文社、2001)