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2014年7月17日

繋げるぜ

デカルト『方法叙説』第一部の第二段落(パラグラフB)、
と当方が勝手に呼んでいる箇所の処理ができました。

では、これから、三重構造のままで、全体を繋げましょう。


まず、今まで出来上がった部品を、内容に基づいて、ざっくり三つに分類していきますよ。

ア:私が推測できそうにないこと。

イ:私の望み、欲しいもの

ウ:私にも備わっているはずのもの。

まぁ大体こんなものでしょ。

+++++++++++++++

ア[1.B101-B102-B106-B109]
私としては、
決して推定したり、ましてや買い被ったりしたことはないのだが、そんな私が
想像することで、鮮明に判明するくらいだったら、
やはり誰か他の人々(が想像してもきっと同じくらいに鮮明に判明するのだろう。)

イ[1.B101-B104-B108-B109]
私としては、
度々望んだ(こともある)のだが、そんな私ですら持っている考えが
在りありとしているくらいだったら、
やはり誰か他の人々(が考えてもきっと同じくらいに在りありとしているのだろう。)


ウ[1.B101-B103-B105-B107-B109]
私としては、
たとえ、いかなる点においても凡人たちより完全な気質だか精神だかの私で居たとしても、
そして、迅速に考えて、
豊富に記憶したとしても、
やはり誰か他の人々(が迅速に考えて豊富に記憶したのときっと同じくらいになるのだろう。)



ウ[1.B201-B202-B205-B208-B211-B214-B217]

私のちっとも知らないような資質もあるが、
その理由/根拠としてあるのは、
我々を人間たらしめる(人間に戻す)理性とやらが
各々において全面的に整っているはずだ、と信じる、ということだ。

理性が豊かだろうが根拠が乏しかろうが、
同じ種の個体、というか、個人という類としては同じなのだな。

イ[1.B201-B204-B207-B210-B213-B216]

私はちっとも知らないが、
気質だか精神だかを完全にしてくれるのに仕える/使える/役立つ
唯一の物事が、理性/理由/根拠であるだけに、
私はそれが欲しいのだ。

ただ、哲学者連中の云うところの形相といった、いわば自然に形成されたもののあいだには、
理性とか理由とか根拠とかは少しもないんだね。

ア[1.B201-B203-B206-B209-B212-B215]

私はちっとも知らないが、
こうしたこと(記憶・想像・思考)以外にも資質はあって、
その感じとしては、
我々を獣から区別することなのだとか。

この点において、後見したり見守ったりすることになるのは、哲学者たちの意見なのだが、それによると、平凡だけど、
やはり偶有性といった、それこそ偶然に有した事故とか不慮の出来事とかのあいだだけ、
(我々と獣の違いが現れる)、ということなんだよね。

++++++++++++++++++++++++


では、ア、イ、ウ、のそれぞれのグループのなかで、
繋ぐとしよう。
今回だと、「1.B1xx-B2xx」という順です。

「ア」のグループ:

ア[1.B101-B102-B106-B109]
+[1.B201-B203-B206-B209-B212-B215]

私としては、
決して推定したり、ましてや買い被ったりしたことはないのだが、そんな私が
想像することで、鮮明に判明するくらいだったら、
やはり誰か他の人々(が想像してもきっと同じくらいに鮮明に判明するのだろう。)
また、私はちっとも知らないが、
こうしたこと(記憶・想像・思考)以外にも資質はあって、
なんでも、その感じとしては、
我々を獣から区別することなのだとか。
この点において、後見したり見守ったりすることになるのは、哲学者たちの意見なのだが、それによると、平凡だけど、
やはり偶有性といった、それこそ偶然に有した事故とか不慮の出来事とかのあいだだけ、
(我々と獣の違いが現れる)、ということなんだよね。


なんか、そのまま接いだだけ、になってしまったなぁ。

「イ」のグループ:

イ[1.B101-B104-B108-B109]
+[1.B201-B204-B207-B210-B213-B216]

私としては、
度々望んだ(こともある)のだが、そんな私ですら持っている考えが
在りありとしているくらいだったら、
やはり誰か他の人々(が考えてもきっと同じくらいに在りありとしているのだろう。)
いくら私はちっとも知らないとはいえ、
気質だか精神だかを完全にしてくれるのに仕える/使える/役立つ
唯一の物事が、理性/理由/根拠であるだけに、
私はそれが欲しいのだ。
ただ、哲学者連中の云うところの形相といった、いわば自然に形成されたもののあいだには、
理性とか理由とか根拠とかは少しもないんだね。


は、はい、次いきま~す...。

「ウ」のグループ:

ウ[1.B101-B103-B105-B107-B109]
+[1.B201-B202-B205-B208-B211-B214-B217]


私としては、
たとえ、いかなる点においても凡人たちより完全な気質だか精神だかの私で居たとしても、
そして、迅速に考えて、
豊富に記憶したとしても、
やはり誰か他の人々(が迅速に考えて豊富に記憶したのときっと同じくらいになるのだろう。)
勿論、私のちっとも知らないような資質もあるが、
その理由/根拠としてあるのは、
我々を人間たらしめる(人間に戻す)理性とやらが
各々において全面的に整っているはずだ、と信じる、ということだ。
結局、理性が豊かだろうが根拠が乏しかろうが、
同じ種の個体、というか、個人という類としては同じなのだな。


以上です。
次回は、三つのグループをすべて繋いで一本化するよ。


さて当方、よりにもよって家庭の用事に振り回されてるうちに、
雇用労働に恵まれず(日程や条件がどうしても合わない)、
それでも支払いが容赦なく到来するので、
このままだと、いよいよ犯罪に手を染めねばならぬのかなぁ...なんて思い詰めていたら、
ちょうど当方の目の前に、
ヒョウ柄の蝶が飛んできて、暫し宙に留まったあと、去っていった。

当方が歪んだ方向に行かぬように阻止してくださった、と思いたし。

では、また会おう。